Resilience

レジリエンスとは何か。

 レジリエンスとは?

レジリエンスとは、元々は物理学の用語で「弾力」や「跳ね返す力」という意味を持っています。全米心理学会では「逆境や困難、強いストレスに直面したときに、適応する精神力と心理的プロセスである」と定義されています。レジリエンスはいま、人材育成・組織開発の分野でも大変注目を集めています。

 レジリエンス研究

レジリエンスという概念が注目され始めたのは1970年代。きっかけの1つとなったのが、第2次世界大戦でホロコーストを経験した孤児たちの研究でした。孤児たちのその後を調査すると、過去のトラウマや不安にさいなまれ生きる気力を持てない人たちがいる一方で、トラウマを乗り越え仕事に前向きに取り組み、幸せな家庭を築く人たちもいました。同じ経験をしながら、その後の人生が大きく違うのはなぜか?英国イースト・ロンドン大学のイローナ・ボニウェル博士()らの研究により、逆境を乗り越えた人たちには共通の傾向がある事が分かってきました。それが「レジエンスの高さ」でした。

イローナ・ボニウェル博士:欧州でのポジティブ心理学の第一人者。ポジティブ心理学欧州ネットワーク(ENPP)を創設。国際ポジティブ心理学会(IPPA)理事。独自のレジリエンス・トレーニングの開発者として、NHK「クローズアップ現代」でも取り上げられた。著書「ポジティブ心理学が1冊でわかる本」など多数。

 レジリエンスはトレーニングで強化できる!

同じ精神的ストレスを受けても、精神的な防御力・抵抗力が高い人(レジリエンスが高い人)の方が精神疾患にかかりにくく、精神疾患にかかってしまっても、精神的な回復力が高い人(レジリエンスが高い人)の方が治りが早いということです。レジリエンスは基本的にだれでも持っている心理的資源です。この資源を必要な時に活用するために、専門的なメソッドを使ったトレーニングが効果的と言われています。

逆境やストレスを力に変えるレジリエンス・トレーニングが役立ちます。

マンガで知るレジリエンス その1
マンガで知るレジリエンス その2
レジリエンス診断